なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『ブルース・リー IN グリーン・ホーネット』(1966年:ヴァン・ウィリアムズ)

「なつかしの香港映画ブログ」新聞社社長と助手が悪者と戦うテレビシリーズ。「宇宙人」、マコ岩松、レーザーガン、カーアクション、ミサイル。ストーリー、注目のシーンを紹介。

ブルース・リー IN グリーン・ホーネット

第一話 
槍や吹き矢で人が殺される事件が発生。怪しい「会員制クラブ」を調査するリード(ヴァン・ウィリアムズ)とカトー(ブルース・リー)。カトーの跳び蹴りが炸裂。

第二話 
円盤が墜落。宇宙人がリードを訪ねる。混乱を避けるため避難するのを手伝って欲しいとリードに要請する宇宙人。宇宙人の正体と真の目的は?

第三話 
ギャングがチャイナタウンを支配しようと企む。荒っぽい手段で中国人をまとめようとするロウシン(マコ岩松)にカトーがカンフーで戦いを挑む(マコ岩松ジャッキー・チェン『バトルクリーク・ブロー』、アーノルド・シュワルツェネッガーコナン・ザ・グレート』でもおなじみ)。

コメント・解説
アメリカで行われた格闘技イベントに特別出演したブルース・リー。実力が認められてTV番組『グリーン・ホーネット』に登場。主役のヴァン・ウィリアムズよりも目立つ役どころ。それが逆にアメリカではよろしくなかったのか、比較的早く番組が終了。そんなシリーズをまとめて映画版にしたのがコレ。第二話でカトーが宇宙人の電気ショック攻撃でしびれるシーン、第三話でマコ岩松が登場するシーンが個人的にはオススメ。

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ブルース・リー IN グリーン・ホーネット 2  電光石火』

第一話 
カハラ国の王子が命を狙われ、王子の婚約者がさらわれる。内部に裏切り者がいるとニラんだリード(ヴァン・ウィリアムズ)とカトー(ブルース・リー)が王子を守ろうとする。

第二話
宝石を盗む悪徳警官。逆に泥棒扱いされてしまった「グリーン・ホーネット」がぬれぎぬを晴らそうとする。カトーがリードを銃で狙うシーンが見もの。

第三話
絵画の盗難事件発生。犯人の手がかりを探すリードとカトー。敵は(近未来モノ映画に出てきそうな)レーザーガンで二人を始末しようと待ちかまえる。

第四話 
隠された麻薬のありかを知る唯一の男。その男をめぐって、ギャングと「グリーン・ホーネット」が争う。車からミサイルが発射されるシーンが迫力のエピソードだ。

コメント・解説

バットマン」と比べるとちょいと地味な「グリーン・ホーネット」。カッコいいとは言いがたい黒マスク姿がよろしくない(リーがカッコよくアクションしても顔がマスクで見えんじゃないか、という感じ)。この作品で面白いのが道具。レーザーガンが登場するシーン、車からミサイルが発射されるシーンなどが迫力。今から思えば『グリーン・ホーネット』は早期打ち切りになって良かったと思う。ヘンにヒットしていたらリーはいつまでも「カトー」と呼ばれ、そのイメージのせいで後の活躍が無かったかもしれないから。

YouTube)trailer

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