なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『80デイズ』(2004年:ジャッキー・チェン、サモ・ハン、シュワルツェネッガー)

「なつかしの香港映画ブログ」科学者が世界一周旅行するアドベンチャー映画。怪しい中国人、カンフーの達人「黄飛鴻」、歴史上のキャラ。ストーリー、注目のシーンを紹介。

1.ストーリー
イギリスの発明家、中国人の助手、女性の三人が世界一周の旅に出る。

2.キャスト
ジャッキー・チェン(中国人)
スティーヴ・クーガン(英国人)
セシル・ドゥ・フランス(画家)
キャシー・ベイツ(女王)
アーノルド・シュワルツェネッガー(王子)
サモ・ハン黄飛鴻

3.注目のシーン
①主役
これはとっても楽しいアドベンチャー映画です。主役はストーリー上はスティーヴ・クーガン演じるイギリスの発明家「フィリアス・フォッグ」。科学大臣ケルヴィン卿と「80日で世界一周できるかどうか?」という賭けをする役どころ。しかしながらこれはジャッキーのアクションを見せる映画。ジャッキーは警官に追われている謎の中国人「ラウ」の役。フランス人のフリをして、フォッグの助手に(このやりとりも楽しい)。フォッグと世界一周の旅に出るラウ。次から次へとハプニングが・・・。

②悪役
楽しい映画。基本的に悪役もそんなにワルではありません。フォッグとは相性が悪い科学大臣ケルヴィン卿。「80日で世界一周できたら科学大臣の地位を譲る」という賭けをフォッグとしてしまった卿はフォッグの旅を妨害しようとします(うまくいくかな?)。ラウの村を襲う盗賊団、旅を妨害する女将軍などがアクションシーンを盛り上げます。

③キャラ
愉快なキャラがいっぱい。フォッグ、ラウ、モニカ。イスタンブールのハピ王子(アーノルド・シュワルツェネッガー:ヘンな髪型。アンドレ・ザ・ジャイアントみたい)、歴史上の有名人(ライト兄弟オーウェン・ウィルソンルーク・ウィルソン)、ヴィクトリア女王、ほか)が登場。

④アクション
アクションシーンはジャッキーが担当。ラウが画廊で戦うシーン、「十虎(黄飛鴻サモ・ハン・キンポー)率いるカンフーの達人たち)vs. 盗賊団」、ニューヨークで女将軍がラウを襲撃するシーンがオススメ。「ジャッキー映画」おなじみの「アクション+コメディな演出」が楽しめます。

⑤笑い
キャラが楽しい映画。シュワルツェネッガーの「ハピ王子」が出てくるシーンはツッコミどころがいっぱい。ラウがフォッグの助手になるシーン、フォッグの変な発明品の実験台にされるシーン、フォッグの旅を妨害しようとする男がトチるシーンなど、笑いの演出を盛り込んだ内容になっています。

4.感想
面白いシーンが次から次へと出てくる「サービス精神」にあふれた映画。ジャッキー&サモ・ハンの共演シーンもあります。ジャッキーの役は警官に追われる謎の中国人「ラウ」(追われる理由は?)。発明家フォッグはちょいと抜けた男。優秀ですが、必ずミスをしてしまう残念な人。そんな二人の旅。行く先々でいろんな連中に旅を妨害されてしまい、それが「笑い」と「アクション」につながっていきます。アクション、個性的なおもしろキャラ、笑いを楽しみたい人にオススメの傑作。科学大臣にバカにされたフォッグ。彼は80日で世界一周できるのか?

YouTube)trailer

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