なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『新宿インシデント』(2009年:ジャッキー・チェン、加藤雅也、倉田保昭)

「なつかしの香港映画ブログ」恋人を捜しに日本へ不法入国した中国人が犯罪グループの抗争に巻き込まれる映画。凄惨なシーンに要注意。ストーリー、注目のシーンを紹介。

(ストーリー)
不法入国した中国人が日本で勢力を拡大していくが・・・。

(内容)

1.不法入国
日本に行って音信不通になった恋人を追って日本に不法入国する中国人のティエトウ(ジャッキー・チェン)。

2.新宿、大久保
同じく不法滞在で、同じ村の出身の中国人アージェ(ダニエル・ウー)と隠れ家で暮らす。

3.暮らし
不法就労・犯罪で食いつなぐティエトウ。

4.跡目
ヤクザの後継者争い。会長に選ばれる村西弘一(峰岸徹)。副会長は江口利成(加藤雅也)。その人事に不満を持つ渡川太郎(倉田保昭)。

5.刑事
中国人犯罪対策に取り組む刑事(竹中直人)。

6.発見
恋人を見つけたティエトウだが・・・。

7.トラブル
台南派(新宿最強のグループ)のボス、コウにニラまれるアージェ。パチンコで不正をしたアージェを制裁。

8.転機
コウに襲われた江口を助けるティエトウ。その後、江口と組んで、大きな存在になっていく。

9.怒り
政界の長老(長門裕之)の怒り。中国人がやりたい放題なことにガマンできない様子。

10.結末
ティエトウと江口を襲うヤクザ。追われるティエトウは下水道に逃げ込む・・・。

(コメント・解説)
お薦めできない不快な映画(陰惨なシーンに要注意)。なぜジャッキーはこんな映画に出たのだろう? 日本人の多くが知らないうちにこんな形で日本社会が荒らされていたとは、といった感じの内容。観ていて憂鬱になった。法治国家であるはずの日本で犯罪者が大きな顔でのさばっている。見せ場なんか無い、と言ってもいいかも。個人的には倉田保昭に注目(出番は短いけど)。

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