(A Better Tomorrow III:1989年)チョウ・ユンファ、レオン・カーフェイ、アニタ・ムイ、シー・キエン出演。戦時下のベトナムで、一人の女をめぐって二人の男が争うアクション映画。銃撃戦、混乱するベトナム、に注目の内容。「なつかしの香港映画ブログ」。
(ストーリー)
戦時下のベトナムからマーク(チョウ・ユンファ)とマン(レオン・カーフェイ)が脱出しようとするが・・・。
(内容)
1.1974年
南ベトナムにやってきたマーク(『男たちの挽歌』の「マーク」。これはマークのベトナム時代のエピソード:チョウ・ユンファ)。税関で取り調べ。
2.謎の女
税関でカネを没収されそうになったところを女に助けられるマーク。混乱するベトナムで税関に顔が利く女。一体何者なのか?
3.いとこ
マークのいとこ、マン(レオン・カーフェイ)。
4.計画
マンの父(シー・キエン:『燃えよドラゴン』)を混乱のベトナムから脱出させようとするマーク。
5.カネ
脱出と香港での新しい生活のためにカネが必要なマークとマン。税関でマークを助けた女、チャウ(アニタ・ムイ)に話を付け、ベトナム政府軍のボンと取引。トラブルから激しい戦闘に。
6.香港
ベトナムを脱出し、香港で自動車の修理屋を始めたマーク&マン。これで平和に暮らせると思われたが・・・。
7.恋愛
香港にやってきたチャウ。愛するマークに会うのが目的。マンはチャウに惚れているが・・・。
8.再会
敵に追われ三年も消息を絶っていたチャウの恋人ホー(時任三郎)が帰ってきた。マークとチャウの関係に嫉妬するホーは修理店を襲い、マークとマンを痛めつける。
9.ベトナム軍
ホーのカネを奪おうとするベトナム軍のボン。ホーとベトナムには深い因縁がある。
10.決戦
チャウを追って、ベトナムに乗り込んだマークとマン。ホーと決着をつけようとする・・・。
(コメント・解説)
ストーリーとキャラ設定が微妙な映画。あの一作目の「マーク」が主役ですが、一作目とは性格が違うような気がする。一作目の「マーク」はムチャな奴。この三作目の「マーク」は比較的冷静なキャラ。この三作目は一作目より前の時代が舞台。三作目の後、性格が変わったのかもしれない。「黄色と黒は勇気のしるし」でおなじみの時任三郎が登場。結局は銃撃戦、戦闘を見せる映画。そういうのが好きな方にオススメします。
「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube)
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