なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』(1990年:ジョイ・ウォン、レスリー・チャン)

「なつかしの香港映画ブログ」美しい姉妹が父親を救出しようとするアクション&ホラー映画。どんくさい書生、剣の達人、怪しい僧侶。ストーリー、注目のシーンを紹介。

1.ストーリー
父親を救出しようとする女が書生と深く愛し合う。

2.キャスト
ジョイ・ウォン(姉)
ミッシェル・リー(妹)
レスリー・チャン(書生)
ジャッキー・チュン(剣士)
ウー・マ(剣士)

3.注目のシーン
①主役
前作の続き。主役はレスリー・チャン演じる「ツォイサン」。女幽霊シウシン(ジョイ・ウォン)を埋葬した後、無実の罪で牢屋へ。何とか脱走するが、馬泥棒と間違えられたり、シウシンそっくりのチンフォン(ジョイ・ウォン)と出会ったり・・・。

②悪役
今回の悪役は「フードウジーホン大師(劉洵:Lau Shun)」とかいう怪しい僧侶。皇帝に意見を述べることができるほどエラい人。でも何かヘン。国が混乱したり、無実の大臣が処罰されたり。全てこの僧侶が原因らしい。その正体は?

③キャラ
前作の剣士「イン道士(ウー・マ)」が再登場。新キャラはジャッキー・チュン演じる「ヤッイップ」。馬を乗り逃げされたことがキッカケでツォイサンと知り合う。無実の罪で捕らえられた父(チュン大臣)を救おうとする美人姉妹の「チンフォン(ジョイ・ウォン)」と「ユッチー(ミッシェル・リー)」。勇ましい二人。美しくてカッコいいキャラ。

④アクション
巨大な化け物が登場。イン道士、ヤッイップ、(チュン大臣を護送する)ジョー隊長(レイ・チーホン:『男たちの挽歌』では悪役だった)が化け物と戦うシーンが迫力。個性的な術に注目したいところ。

⑤笑い
前作同様、格闘ができないツォイサンが笑いを担当。ドジ踏んでピンチに陥るパターン。「止まれの術」を得意とするヤッイップだが、自分にその術がかかってしまい、動けない状態で化け物に襲われるシーンが特に楽しい。

4.感想
前作『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の続き。新たな妖怪との対決がメインの作品。面白キャラが登場。ジャッキー・チュン(「チェン」ではなくて「チュン」。でも顔がちょっと似てる)演じる「ヤッイップ」。書生の「ツォイサン」は前回同様、コミカルなキャラ。共にドジなタイプであるヤッイップとツォイサンの掛け合いが楽しい。イン道士(ウー・マ)は頼もしい男。巨大妖怪と対決するシーンで活躍。ジョイ・ウォンとミッシェル・リーの美しさ、巨大妖怪との決着戦、ラストのサプライズも見所。笑いのシーン、迫力があるシーンを楽しむ映画。ただし、気持ち悪いグロテスクなシーン(牢屋のシーン)には要注意。好きなキャラ、シーンを自由に楽しむ娯楽作です。

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