「なつかしの香港映画ブログ」喜劇王ディーン・セキのカンフー映画『無招勝有招』(1979年)、「香港の高木ブー」による刑事物『摩登衙門』(1983年)を紹介します。
『無招勝有招』
(内容)
カンフー対決。
(予告編の主な内容)
・女装
・オーバーアクション&変顔
・女カンフー
・ヘンな女
・地面にめり込む
・タコ
・マイティ井上ばりのサマーソルトドロップ
(コメント)
ストーリーはややこしい感じ(配役がよくわからないため説明が難しい)。でも、悪役を倒す、というコンセプトはどのカンフー映画でも変わらない。キャスティングに力が入っている作品。ジャッキーやサモ・ハン作品でおなじみのディーン・セキ、 フォン・ハックオン、エリック・ツァン、リリー・リー(『ヤングマスター 師弟出馬』)が登場(他にも香港映画でちょいちょい見かける顔が)。ディーン・セキがわざとらしいぐらいのオーバーな表情で笑いを取ろうとしたり、カンフーで戦ったりする内容。そのため非常にマニアックな感じがする作風になっています。日本語字幕付きでDVD化される可能性はないでしょうねぇ(昔だったら深夜放送されたかも)。こういう映画を面白おかしく日本語吹き替えでTV放送またはDVD化して欲しいものです。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(Youtube)
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『摩登衙門』
(内容)
刑事たちが捜査する。
(予告編の主な内容)
・銃撃戦
・ボロボロの車
・騒々しい男ども
・火事
(コメント)
ケント・チェンはジャッキー・チェンの『新ポリスストーリー』でおなじみの太っちょ(人相悪すぎ。悪役か刑事役か、というキャラ。『新ポリスストーリー』では悪徳刑事役だった)。『五福星』の「マジメ」ことフォン・ツイファン(マジメな顔してマヌケな役をやる人)も登場。予告編を観た感じだと、言葉がわからないので「面白そう」という印象は無し。男の刑事らがベラベラよくしゃべってドタバタしている内容。地味なキャスティング。ヒロイン(?)も微妙。香港ではヒットしたのか? 『五福星』と比べると非常にマイナー感あふれる作品。日本語字幕付きでDVD化される可能性はないでしょうね。(オリジナルのセリフを思いっ切り無視したりするなどして)面白おかしく日本語吹き替えにしてTV放送またはDVD化して欲しいものです。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(Youtube)