なつかしの香港映画ブログ

香港映画の見所を紹介するブログ。リンクも楽しめます

なつかし香港映画:『シティーハンター』(1993年)「主な出演者」と「注目ポイント」

「なつかしの香港映画ブログ」あの冴羽獠が豪華客船でテロリストと戦う。ジャッキー・チェン、ジョイ・ウォンらが笑いを取りに行くアクション映画。とっても素敵な美女チンミー・ヤウにも注目です。

f:id:wcwgold:20220128235002j:plain

1.冴羽獠ジャッキー・チェン
探偵。なかなかの女好き。得意技はカンフー。家出少女を追って、テロリストと戦うハメに。
(アクション&コメディで世界的スターに。『拳精』『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『ラッシュアワー』ほか)
2.槇村香(ジョイ・ウォン)
獠の助手。獠の相棒だった男の妹。気が強く、怒るとハンマーで獠をぶん殴る。
(コミカルな役が似合う美女。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』が最も有名。『デブゴンの霊幻刑事』『画中仙 ジョイ・ウォンのゴースト・ラブ・ストーリー』ほか)
3.清子後藤久美子
日本の新聞王の娘。家庭内のいざこざで家出。獠の追跡を逃れるため、豪華客船に乗り込む。
(日本の女優。美少女キャラ)
4.ロッキー(パル・シン)
香の従兄。香を愛する。ちょっと「お調子者」でドジ。コミカルな男。
(香港のミュージシャン)
5.ギャンブラーレオン・ライ
トランプ使い。イカサマバクチが得意。武器としても使える便利なトランプの持ち主。
(香港では劉徳華アンディ・ラウ)、郭富城(アーロン・クオック)、張學友(ジャッキー・チュン)と共に「四大天王」と呼ばれているらしい。『ラヴソング』ほか)
6.野上冴子(チンミー・ヤウ)
捜査官。相棒と共に豪華客船に乗り込む。狙いはテロリストの逮捕。
(美人さん。『男たちの挽歌4』『ハイリスク』ほか)
7.キムゲイリー・ダニエルズ
テロリストのメンバー。開脚が得意。獠と対決するシーンが見せ場。
(キックボクサーからアクション俳優に転向。『北斗の拳』で「ケンシロウ」役を務めた)
8.マクドナルド大佐(リチャード・ノートン
テロリストのリーダー。米コマンド部隊の元大佐。豪華船の乗客である30人の億万長者を人質にする計画。
(香港映画御用達の西洋人。『七福星』『ナイスガイ』でもジャッキーと対決)

コメント
いまいちウケなかった映画。ジャッキーと「冴羽獠」が全然違うイメージのキャラだったからだと思われます。しかしながら、「笑いを取ろうとする努力」を感じる楽しい作品。コミカルなシーンがいっぱい。個人的に「ジャッキー映画は楽しいものであって欲しい」と思っていますので、この映画は気に入っています(『ポリス・ストーリー/香港国際警察』のようなシリアス劇を期待していた人には残念だったかな?)。面白・個性的キャラの映画ですが、悪役は引くほど悪い(特にマクドナルド。残酷な奴)。上記以外のキャラとしては、最初の方にだけ登場する槇村秀幸(マイケル・ウォン)、豪華船のスタッフ(無賃乗船した獠を追う)、香港版「とんねるず」(珍妙な歌)、黒人の大男(獠と映画館で対決)、「ブルース・リー先輩」、ほか。『ストリートファイターII』のキャラが登場する画期的な演出も楽しい傑作。好きなキャラ、面白いシーン、音楽(宇都宮隆『Dance Dance Dance』)を自由に楽しむ映画です。

ちょっとした情報
ジャッキーがファンに「冴羽獠に似てる」と言われたのがきっかけでこの映画の製作につながったとか(ホントかな?)。日本でのTV初放送は1994年11月12日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』。

注目ポイント
原作(北条司の『シティーハンター』)を意識した演出(デカいハンマー、女好きな獠)、後藤久美子の演技、女優さん(ジョイ・ウォンを始めとする美女たち)、ギャグ(特にジャッキーが笑いを取るシーン)、「とんねるず」のニセモノ、映画館での戦い、『ストリートファイターII』(ジャッキーのコスプレが楽しい、かもしれない)、「獠 vs. マクドナルド」。

「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube

-------------------------------

--------------------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。
シティーハンター オリジナルリニューアルバージョン [DVD]

この続きはcodocで購入