なつかしの香港映画ブログ

香港映画の見所を紹介するブログ。リンクも楽しめます

なつかし香港映画:傑作香港映画チラシ⑤『アンジェラ・マオの女活殺拳』

ブルース・リーの共演者たちが登場。女道場主が悪の日本人と戦う『アンジェラ・マオの女活殺拳』(1971年)、チャーリー・チャン&ヤン・スエの『空手ヘラクレス』(1973年)を紹介します。「なつかしの香港映画ブログ」

『アンジェラ・マオの女活殺拳』(Lady Kung Fu:1971年)
「女ブルース・リー」「アンジェラの魅力あふれるカラテ絵巻!」
Cast:アンジェラ・マオ、カーター・ワン、サモ・ハン・キンポー、パイ・イン

(コメント)
合気道道場の女道場主が悪辣な武道家に狙われるストーリー。アンジェラ・マオがカッコいいチラシ。主役のアンジェラは『燃えよドラゴン』の「スー・リン」でおなじみ。ブルース・リーの指導を受けたこともあるとか。『女活殺拳』はシリアスな内容。サモが出てますが「笑いのシーン」はなさそう(ありますか?)。アンジェラ演じる女道場主。カーター・ワンとサモはその道場の高弟の役。日本人ヤマネ・テルオとブルース・リャンが悪役。チラシに書いてあるストーリーの感じだと悪役がホントに悪そうな映画。見終わった後、重たい気分になるかも。

YouTube)予告編

---------------
『空手ヘラクレス(CHINESE HERCULES:1973年)
「地上最強! 悪の野獣、怪力 ヤン・スエ!」
Cast:チャーリー・チャン、チャン・ファン、金帝、ヤン・スエ  

(コメント)
カンフー映画。過去の過ちから拳を封印した男(チャーリー・チャン)が再び戦うストーリー。『怒れ! タイガー・必殺空手拳』『プロジェクトA2 史上最大の標的』でおなじみのチャーリー・チャン桑原和男みたいな顔。ブルース・リーとは共演していないみたいですが、一緒に撮った写真は有名)。『燃えよドラゴン』のヤン・スエが悪役「ヘラクレス」で登場し、「豪勇ヘラクレス殺法」なる技で港で働く労働者を抹殺するという。チャーリー・チャンが主役ですが、チラシではヤン・スエが目立ってる(出番が短いのに)。ヘラクレスらの悪行にガマンにガマンを重ねる主人公(チャーリー)。ついにヘラクレスと戦う。チラシに書いてあるストーリーを読んだ感じではツッコミどころがある映画。主人公が散々我慢して我慢して結局は戦う(最初から戦えばいいのに)。過去の過ちを悔いて自ら拳をつぶした主人公。ヘラクレスらの悪さに耐えきれず、ついに戦う(拳はつぶして使い物にならないのでは? つぶしてもまた鍛えれば戦えるのかな?)。『ドラゴンへの道』でコックを演じた金帝も登場。昔、YouTubeで日本語字幕の無い映像で観たことがあります(地味な作品だった印象)。劇場公開されたにもかかわらず日本版DVDが出てないのが残念です。

YouTube)予告編

---------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。『空手ヘラクレス』はマニアックすぎて日本版DVDは出ていません。その代わりポスターが売られています(それはそれでスゴイ)。

女活殺拳 [DVD]

空手ヘラクレスB2判ポスター