なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:ブルース・リーのすべて「『ドラゴンへの道』関連情報:後編」(8)

「なつかしの香港映画ブログ」香港に帰ってきたリーの主演第三弾『ドラゴンへの道』についてのデータ(三人の格闘家、コロッセオ、日本での劇場公開)(後編)。

三人の格闘家
タンロン(ブルース・リー)にやられっぱなしのイタリアギャング。負けず嫌いのギャングのボスがタンロンを始末するために腕の立つ格闘家を呼ぶことに。三人の達人アメリカ人のコルト(チャック・ノリス)、フレッド(ボブ・ウォール)、日本人の長谷平(ウォン・インシック)。「刺客」を演じた三人。なかなかのメンバー。ノリスはリーがアメリカにいた頃にリーと知り合ったとのこと(後にカリスマ的なアクションスターに)。元々はノリスの友人だったボブ・ウォールも同様(後、『燃えよドラゴン』で重要な役をもらった)。ウォン・インシックはキックが得意なテコンドーの達人。リーはインシックの蹴り技を高く評価していたという(後、『ヤングマスター 師弟出馬』『ドラゴンロード』『カンフー風林火山』で「ヤバイほど強くて悪い奴」を演じた)。

対決
野原に中国人たちをおびき出して決闘を仕掛けるギャング。「タンロン、レストラン従業員 vs. フレッド、長谷平」の変則マッチ。リーが異常な強さでボブ・ウォール、ウォン・インシックを倒すシーンが迫力。この「野原での戦い」はローマではなく、香港で撮影されたもの。ウォン・インシック「お前はタンロンか?(「おまいはタウロンが~」って言っているように聞こえる)」のセリフも有名。フレッド、長谷平との戦いのシーンはコミカル。続く「タンロン vs. コルト」はシリアス(ただ、コルトの胸毛を引く抜くシーンはコミカル。ブルース・リーは「コメディ好き」の様子)。

コロッセオ
伝説の「ブルース・リー vs. チャック・ノリス」。タンロンとコルトが準備運動し、ネコの鳴き声を合図に決闘開始。スゴイ戦いとなった。コロッセオでは撮影許可が下りなかったため、この決闘シーンは香港で撮影。カメラマンの西本正が撮ったコロッセオの写真を大きく伸ばして背景に設置。「リー vs. ノリス」はスタジオセットの中で行われた。

日本
数本のカンフーアクション作を残して世を去ったリー。日本ではこの作品が最後に劇場公開されたため、邦題が『最後のブルース・リー ドラゴンへの道』となった(最初が『燃えよドラゴン』。次いで『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』)。

(予告編:YouTube

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