なつかしの香港映画ブログ

香港映画の見所を紹介するブログ。リンクも楽しめます

なつかし香港映画:『狼 男たちの挽歌・最終章』(1989年:チョウ・ユンファ、サリー・イップ)

「なつかしの香港映画ブログ」犯罪の世界に生きる男が裏切りに遭うアクション映画。刑事と暗殺者、悲しい愛に傷つくクラブ歌手。ストーリー、注目のシーンを紹介。

1.ストーリー
暗殺者が刑事に追われたことで人生が急展開する。

2.キャスト
チョウ・ユンファ(暗殺者)
サリー・イップ(クラブ歌手)
ダニー・リー(刑事)

3.注目のシーン
①主役
チョウ・ユンファ演じる暗殺者「ジョン」。「暗殺の依頼」は仲介人のフォンからターゲットを知らされる仕組み。ある依頼を遂行。しかし、銃撃戦の巻き添えでクラブ歌手ジェニー(サリー・イップ)が目に重傷を負ってしまう。

②愛
目が不自由になったジェニーを陰ながら見守るジョン。卑劣な連中に襲われたところをジョンに助けられてジェニーはジョンを信用するようになっていくが・・・。

③裏切り
大物犯罪者ウォンを狙撃するジョン。ウォンを護衛していた刑事リー(ダニー・リー)が逃走するジョンを追跡。逃走先でジョンは待ち伏せ攻撃されてしまう。どうやらジョンにこれまで仕事を依頼してきた者が邪魔になったジョンを始末しようとしているらしい・・・。

4.感想
非情な暗殺者が目を傷つけてしまった女性を守ろうとする映画。銃撃戦のシーンが切ないアクション作。依頼人から狙われるジョン。「暗殺者」は「恐怖の存在」であると同時に「使い捨てにされる運命の道具」といったところか。『新Mr.Boo!鉄板焼』『プロテクター』でおなじみのサリー・イップが「悲しい女」を好演。劇中で歌を披露するシーンもあります。ダニー・リーが荒っぽい捜査も辞さない「熱い刑事」を演じる。ジョンが狙撃するシーン、カーチェイス、ラストの激しい銃撃戦が見せ場の映画。悪人ながら優しい心も持つジョン。薄幸なジェニー。「二人の愛」はどうなってしまうのか? 

「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube

----------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。
狼/男たちの挽歌・最終章 <日本語吹替収録版> [Blu-ray]