「なつかしの香港映画ブログ」二人の刑事がフランスで中国人秘密結社を追うアクション映画。悪役(真田広之&工藤夕貴)、デカい中国人。ストーリー、注目のシーンを紹介。
1.ストーリー
香港警察の警部補とロサンゼルス市警の警官が中国人秘密結社を追う。
2.キャスト
ジャッキー・チェン(刑事)
クリス・タッカー(警官)
真田広之(トライアッド)
工藤夕貴(トライアッド)
チャン・ジンチュー(大使の娘)
ツィ・マー(大使)
3.注目のシーン
①ラスト
パート3で三部作のラスト。ロサンゼルスで香港警察のリー警部(ジャッキー・チェン)がハン大使(ツィ・マー)を警護。大使は国際刑事法廷で中国人秘密結社「トライアッド」に関する重要な発表をする予定。ロス市警のジェームズ・カーター(クリス・タッカー)は制服姿で交通整理(刑事だったのに警官に格下げ。何かやらかしたらしい。イラン人とトラブルになったのが原因?)。ハン大使を「トライアッド」のケンジ(真田広之)が狙撃。リー&カーターがケンジを追う。
②悪役
「トライアッド」のケンジ(真田広之)、女殺し屋ジャスミン(工藤夕貴)が悪役。日本人が中国人秘密結社で暗躍する時代。リーとケンジの関係、「リー&カーター vs. トライアッド」が見せ場。
③キャラ
個性的キャラが大勢登場。リー&カーターは前二作でおなじみ。一作目の「スーヤン(ハン大使の娘:チャン・ジンチュー)」が美人になって登場。しかもカンフーを使う勇ましさ。他にも、チャイナタウンのカンフー道場のシーンに出てくるデカい中国人(スン・ミンミン:中国のバスケットボール選手。身長236cm)&長いヒゲの師匠、アメリカ嫌いのフランス人タクシードライバー、など。ハン大使役のツィ・マーは一作目と同じ役どころ。
④アクション
リーがハン大使を狙撃したケンジを追うシーン、フランス語を話す殺し屋が病院で大使とスーヤンを襲撃するシーン(スーヤンがカンフーで戦う姿がカッコいい)、カーチェイス、パリでの決着戦「リー&カーター vs. ケンジ&ジャスミン」がオススメ。
⑤笑い
一番面白かったのは、カーターがシャンゼリゼ劇場でオネェのフリして楽屋に潜入するシーン(パート2にもオネェキャラが出てましたが、ファッション関係ってそういう人が多いんでしょうか?)。道場でのやりとり(デカい中国人とリー&カーター)、パリの保安局の男がリー&カーターを「検査」する珍シーン、アメリカ嫌いのタクシードライバーにカーターがアメリカ国歌を聴かせるシーン、などもオススメ。
4.感想
今回の悪役は日本人。真田広之と工藤夕貴が中国人犯罪組織「トライアッド」の殺し屋を演じます。ただ、彼らが登場するシーンは暗い(しかも結局は「やられ役」。人気シリーズだけにちょっと残念な役どころ)。また、カーターは「ハン大使狙撃事件」に直接は関係ないんですけども、リーに協力することになります。大使の娘スーヤンも狙われます(トライアッドの秘密を探ろうとする者、知っているかもしれない者は殺し屋が歓迎するルール)。最後はパリでリー&カーターが「トライアッド」と決着戦。見所が多い映画。おもしろキャラ、シリアスなキャラ、大物俳優(見てのお楽しみ)、アクション、小ネタ、ラストの「落下シーン」、ジャッキーの日本語(早口でよく聞き取れない。私だけ?)、ジャスミンが使う個性的な武器など、盛りだくさんの内容です。
予告編(YouTube)
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