なつかしの香港映画ブログ

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香港傑作映画:香港カンフー作①「黄飛鴻もの&女カンフー」「予告編を楽しもう」

「なつかしの香港映画ブログ」黄飛鴻が弟子と共に敵と戦うカンフー映画『スカイホーク鷹拳』(1974年)、女カラテ家が登場『龍を征する者』(1975年)を紹介します。

『スカイホーク鷹拳』(關德輝:黃飛鴻少林拳

(内容)
有名なカンフー使いの黄飛鴻が弟子ファッティとバンコクの友人を訪問。町を仕切ろうとする悪党が雇った武術家が黄飛鴻らを襲う。

(予告編の主な内容)
・格闘
・バク転
・火事
・決戦

コメント
実在の人物「黄飛鴻」。『ドランクモンキー 酔拳』でジャッキー・チェンが演じたキャラ。しかしながら、「飛鴻」役では關德輝の方がずっと先輩(『ツーフィンガー鷹』(1981年)でも飛鴻を演じ、ユン・ピョウと共演)。カンフーや凄いバク転をこの作品で見せてくれます。日本版ソフトはリリースされていませんが、『スカイホーク鷹拳』というタイトルでテレビ放送されました。キャストが豪華。關德輝、カーター・ワン、サモ・ハン、ラム・チェンイン、ノラ・ミャオ、リー・クン。悪役はテコンドーの達人ウォン・インシック。内容もよさそうだし、キャストも充実。日本版DVDがリリースされてほしい作品です。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube

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ジョン・ウーの龍を征する者』(女子跆拳群英會)

(内容)
二人の格闘家が競い合い、協力して悪党たちと戦う。

(予告編の主な内容)
・女カラテ
・りりしい表情のカーター
・カーターと池の戦い
・女に襲われるカーター
・風呂場でケンカする女たち
・女にぶっ飛ばされるジェームス・ティエン
・ラブシーン

(コメント)
カーター・ワン、池漢載(チー・ハンサイ)、ジェームス・ティエン、日本の小林千枝、西条奈美、原啓子、かわいい感じのヒロイン(?)、よく知らない女たち、悪役っぽい男が登場するシリアスな感じのカンフー映画ジョン・ウーが監督したそうで、日本では『龍を征する者』と呼ばれている日本未公開作。配役がよくわかりませんけれども、カーター・ワンが主役みたい。こういう映画で重要なポイントはカンフーのシーン。動きが速い池漢載(早回し?)。気合いの入った表情のカーター・ワン。女カラテ家たちの腕前は微妙。コメディなら面白く吹き替えれば楽しくなりますが、こういうシリアス劇は日本でウケるかどうか。マジメな人たちで作られた(ような気がする)カンフー作。カーター・ワンのファンとしては日本語字幕つきDVDで観てみたいです。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(Youtube