なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『ツイン・ドラゴン』(1992年)「主な出演者」と「注目ポイント」

「なつかしの香港映画ブログ」産まれてすぐに離ればなれになった双子が再会してハプニングが次々に起こる。双子(ジャッキー・チェン)、ドジなギャングなど愉快なキャラクターが笑いを取りに行くアクション映画です。

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1.ジャッキー&マージャッキー・チェン
双子。産まれてすぐに病院で起こった事件により離ればなれに。ジャッキーは自動車の修理工。ギャングと乱闘するような荒っぽい男。マーは大金持ちの両親とアメリカ暮らし。ピアニストとして成功。
(アクションスター。『キャノンボール』『スパルタンX』『サンダーアーム/龍兄虎弟』『ラッシュアワー』など、海外でのロケも多い)
2.バーバラマギー・チャン
クラブのシンガー。マーの優しさに引かれていく。
(『ポリス・ストーリー/香港国際警察』シリーズでのジャッキーの恋人役が有名。『ラヴソング』ほか)
3.サリー(ニナ・リー)
ジャッキー&マーの伯父の娘。香港に帰ってきたマーの世話係をするはずだったが、ジャッキーのたくましさにウットリ。
(妙に色気のある女優。ジェット・リーの妻でもある。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3』ではジョイ・ウォンのライバルを演じた)

4.伯父さん(チュウ・ヤン)
ジャッキー&マーの伯父。娘にマーと結婚して豊かな暮らしをしてもらいたいと思っている。
(元々は映画監督。『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』での悪役「チュウ」役で有名。『デッドヒート』ではジャッキーの父役を好演)
5.ターザン(テディ・ロビン)    
ジャッキーの相棒。ハッタリかましてギャングとトラブル。つまらない男だが孤独なジャッキーとは気が合うようす。
(ミュージシャン。ジョージ・ラムと共演した『バナナ・コップ』ほか)
6.ロッキー(ジェイミー・ラク
サリーの彼氏。腕力が自慢だが、かなりの大ボケ。サリーを奪われたと思い込んでジャッキーにケンカを売る。
(香港で出演作多数)
7.ウィン(アルフレッド・チョン)
ギャング。ジャッキー&ターザンとモメる。車に衝突するシーン、病院のシーンがコミカル。
(香港で出演作多数)

コメント
「双子の生き別れ」「ギャングとの争い」がテーマですが、肩の力を抜いて観るコメディ映画(思わずアゼンとしてしまうギャグマンガのようなシーンも)。香港映画界による特別企画作品ということで大勢が参加。ジャッキーやマギー・チャンといった有名どころだけではなく、(日本人からすると)マニアックなレベルの人たちも大勢(知ってる人を探したり、知らない人を調べたりするのも面白いかも)。悪役もユーモラス(とくに「ウィン」とかいう奴)。「ターザン」はちょいとウザいキャラ(空回りしているような気がする)。「ロッキー」はおかしな奴(単純な男で楽しいキャラ)。上記以外にもシルビア・チャン(『悪漢探偵』シリーズの女刑事役で有名)、フィリップ・チャン(『五福星』でジャッキーの上司役を演じた)、ラウ・カーリョン(『酔拳2』でジャッキーと共演)らが登場。面白いシーンを自由に楽しむ作品です。

ちょっとした情報
日本でのTV初放送は1995年3月18日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』。テレビ朝日での初放送は1996年9月1日、『日曜洋画劇場』。そのときの吹替音声は いずれもBDに収録されている、とのこと。

注目ポイント
多くのキャラクター(「香港映画スペシャル企画」として製作された映画。ラウ・カーリョン、フィリップ・チャン、など映画監督も多数登場)、「双子あるある」(無意識に同じ行動を取る、など)、ジャッキーとギャングの乱闘(ギャグなシーンも)、ジャッキーとロッキーの対決(ぶっ飛ばされるロッキー)、囚人護送車を襲撃するシーン、ラストシーン(ジャッキー&マーとバーバラ、サリーの恋の行方は?)。

Trailer (YouTube)

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