「なつかしの香港映画ブログ」「超人になれる装置」をめぐるコメディ『スペクターX』(1986年)、ドタバタコメディ『悪漢探偵V 最後のミッション』(1989年)を紹介します。
『スペクターX』(最佳拍檔之千里救差婆)
(内容)
超人を作り出す装置に必要な「プリズム」を入手した泥棒キングコング(サミュエル・ホイ)がテロリストに襲撃されたり、女刑事が人質として誘拐されたり・・・。
(予告編の主な内容)
・BGM
・ヘリ&ボート&爆発
・キュートなサリー・イップ
・グラサン姿のシー・キエン
・コミカルなマッカ
・カースタント
・ガンアクション
・スカイアクション
・『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』にナチス役で出てた男
(コメント)
『悪漢探偵』シリーズのパート4。サミュエル・ホイがコミカルな泥棒、カール・マッカ、シルヴィア・チャンが刑事役。TBSで放送されたことがあるとか(見逃した)。見せ場はアクション。車やヘリ、バズーカ砲なんかで「ドカン」とやる内容。海外の予算をかけた映画を意識したのだと思われます。個人的にはサリー・イップに興味が(かわいい人)。何の役かはわかりませんが、『燃えよドラゴン』のシー・キエンが出ていたりして、派手な作品ながらも「香港」を感じる演出が入っているのが嬉しい。日本版DVDは発売されているのですが「テレビ放送時の吹き替え」が入っていないのが残念。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(Youtube)
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『悪漢探偵V 最後のミッション』(新最佳拍檔)
(内容)
国宝である始皇帝の剣が何者かによって盗まれ、元泥棒キングコング(サミュエル・ホイ)と元刑事(カール・マッカ)が犯人として疑われてしまう・・・。
(予告編の主な内容)
・楽しいBGM
・海に落下
・どしゃぶりの雨
・警察の会議
・冷凍室
・女同士の戦い
・馬車
・兵馬俑
(コメント)
『悪漢探偵』シリーズのパート5でラスト。サミュエル・ホイ、カール・マッカ、ニナ・リー、レスリー・チャンのやりとりで楽しませる内容。見せ場はカンフーや剣を使ったアクションとマッカのコミカルな演技。なんとなく「これがシリーズ最後の作品かな?」と思わせるような、「80年代の終わり」を感じる映画。カンフーもコメディも派手なアクションもやり尽くした「香港映画」。「最後の輝き」に注目。日本版DVDが出てますので興味のある方はどうぞ。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(Youtube)
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