なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:俳優一覧(男性編⑦)

ブルース・リー、マイケル・ホイ、サモ・ハン・キンポージャッキー・チェンチョウ・ユンファほか、香港映画の大物たちとその出演作を今更ですが紹介します。「なつかしの香港映画ブログ」

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1.ブルース・リー
「ドラゴン」と呼ばれる男。父親が有名な役者だったことから自身も子役として活躍。アメリカで「截拳道」なる独自の武術を完成。『グリーン・ホーネット』で活躍後、香港に帰国。『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』が連続ヒット。『死亡遊戯』が未完成のまま死去。

2.マイケル・ホイ
日本では「ブー」と呼ばれる男。ブルース・リーの死後、香港映画界を盛り上げた。『Mr.Boo! ミスター・ブー』『新Mr.Boo!アヒルの警備保障』がヒット。ジャッキー・チェンとは『キャノンボール』『プロジェクトBB』で共演。年齢を重ねてからは「人間」をテーマにした『いつも心のなかに』などを製作。

3.リッキー・ホイ
「香港の小松政夫」と呼ばれる(?)男。兄マイケルと共演した『Mr.Boo!』シリーズがオススメ。キョンシーに追われて情けない顔になってしまう『霊幻道士』、ジャッキー・チェンに「お仕置き」されて「トホホ」になってしまう『プロジェクトA2 史上最大の標的』なども印象的。『アーメン・オーメン・カンフーメン!』という個性的なタイトルの作品にも出演。

4.サミュエル・ホイ
同じ兄弟なのにマイケルやリッキーとは全然違う顔。歌手としても有名。『Mr.Boo!』シリーズだけではなく、カール・マッカと組んだ『悪漢探偵』シリーズも大人気。

5.サモ・ハン・キンポー
いわゆる「香港ビッグスリー」の兄貴分。弟分のジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、ユン・ワーらと共演した作品『五福星』『プロジェクトA』『スパルタンX』が人気。『燃えよドラゴン』出演からコミカルアクションで人気が出るまでは悪役も多かった。

6.ジャッキー・チェン
ブルース・リーの後を継いだ香港映画最高のスター。整形前はサッパリ売れず、主演作も大コケ、お蔵入り。『蛇鶴八拳』あたりから「カンフー&コミカルな演出」で人気者に。後の活躍ぶりは説明不要。『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『サンダーアーム 龍兄虎弟』『ラッシュアワー』ほか。海外ロケ作品も多数。

7.ユン・ピョウ
シャープなキックが得意な「香港ビッグスリー」。サモ・ハン&ジャッキーと組んだ作品が人気。端役で悪役を演じたり、スタントマンとして裏方の活躍をすることが多かったが、『モンキー・フィスト 猿拳』でようやくブレイク。『チャンピオン鷹』では主演、『サイクロンZ』ではちょっとイカレた技術者役をコミカルに好演。美女パット・ハーと共演した『オン・ザ・ラン/非情の罠』はシリアスな作品。

8.チョウ・ユンファ
男たちの挽歌』で有名。「二丁拳銃」で撃ちまくるイメージ。悪役、アウトローを演じることが多いが、本来は明るいキャラの人。美女との共演が多く、ジョイ・ウォンと共演した『殺したい妻たちへ』『パラダイス・パラダイス』『大丈夫日記』、チェリー・チェン『誰かがあなたを愛してる』、シルヴィア・チャン過ぎゆく時の中で』、サリー・イップ『狼 男たちの挽歌・最終章』もオススメの名作。

9.アラン・タム
音楽界のスーパースター。「The Wynners」で活躍後、ソロに。役者としては日本では『アラン・タムの魔界天使』『サンダーアーム 龍兄虎弟』が有名。「明るいイケメン」を演じさせたらこの人の右に出る者はいない(かもしれない)。他に『アラン・タムの怪談・魔界美女物語』『十福星』。

10.ティエン・フォン
ブルース・リージャッキー・チェンとの共演でおなじみ。「人格者」を演じることが多い。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」の師範、『ヤング・マスター/師弟出馬』『ドラゴンロード』ではジャッキーの父(養父)を演じた。『ドラゴンロード』で息子ドラゴンを叱るシーン、競技に出場する息子をハラハラしながら応援するシーンが印象的。

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