なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:ブルース・リー『ドラゴンへの道』の楽しい(?)悪役たち

「なつかしの香港映画ブログ」タン・ロン(ブルース・リー)がローマで悪者をぶっ飛ばす名作。「ボス」率いるギャングのメンバー(スペアリブ男、ほか)を紹介。

1.キャラ
ボス(ジョン・ベン)

大きいのか小さいのかよくわからないギャング組織のボス。拠点はローマ。ぶっとい葉巻が好み。なぜかはわからないがチェン(ノラ・ミャオ)が経営するレストランを無理矢理買収しようとする。

ホー(ウェイ・ピンアオ)

ボスの手下で通訳。買収相手が中国人ということで雇われているらしい。派手な服で妙なしゃべり方。客を脅してレストランから追い出すなど態度悪し。ぶっ飛ばしてやりたくなるキャラ。

太っちょ

組織のナンバー2(?)。ボス配下のチンピラのリーダー格。だらけた男だがパンチが武器でレストラン従業員ジミー(ユニコーン・チャン)を一発でKO。しかし、タンロンの蹴り(「金龍拳第4式」)を食らって「ドテーン」と倒れる。にもかかわらず、後日、再びタンロンを攻撃してカンフー&ヌンチャクでボロボロにやられる。それでも立ち上がるタフさは見事。

スペアリブ男

レストランで「中国式スペアリブ」を注文する男。ボクサー野郎で速いジャブが武器。タンロンと勝負するが、逆にパンチでやられる。この男も「太っちょ」同様、やられても立ち上がるタフな奴。

ブー男

タンロンを襲うナイフ使い。口を「ブーブー」言わせてタンロンを笑わせて油断させる作戦。棒やヌンチャクでしばき倒される。

タンクトップ男

「オレにまかせろ」的な感じでタンロンを襲うが、ヌンチャクでしばかれる。

不意打ち男

ウッカリ油断しちまったタンロンに一発食らわす。しかし、逆に怒らせてしまった。敵味方入り乱れる乱闘。タンロンが電灯を蹴り割るのを見てビビって逃走したのもこの男か?

夜中に銃を持つ男

夜中にタンロンを狙うヒットマン。しかし、タンロンが素早い動き。投げ矢&蹴りで撃退。ドアの外に銃男を追い出し、銃を窓から放り捨てる(警察に通報しないのか?)。

ザコキャラ

特に見せ場もなくタンロンにやられる。カンフーや投げ矢で痛い目に遭う。

ゴードンチャック・ノリス

アメリカ人武術家。「コルト」とも呼ばれる。タンロンを始末するため、ボスに雇われた助っ人。おべっか通訳野郎のホーによると、「世界一強い」そうだ。タンロンとコロッセオで死闘。

フレッド(ボブ・ウォール)

ゴードンの弟子。タンロンと野原で決闘。

長谷平(ウォン・インシック)

日本人武術家。腕に自信があり、実力はフレッドと同じくらい。しかし、ゴードンには敵わない。タンロンと野原で決闘。「おまいはタウロンが~?」「イテテ」のセリフも有名。

2.コメント
タンロンがレストランを守ろうとする映画。悪役はギャング&助っ人三人組。しかし、もっと悪い奴が。外国人が悪者であることが多い「ブルース・リー映画」。身体が大きい西洋人にカンフーが通用するかどうか? 悪役以外にも「ローマ空港の感じ悪いウェイトレス」「上から目線のジミー」など「イヤな奴」も。ブルース・リー監督作。彼のアイデア、カンフーが充実した名作です。

YouTube)予告編

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