なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『スカイホーク鷹拳』(1974)「オッチャンになっても強い黄飛鴻」

「なつかしの香港映画ブログ」あの黄飛鴻が弟子と共にある町で争いに巻き込まれてしまうカンフー映画サモ・ハン・キンポー、ノラ・ミャオといった豪華キャスティング。

幻の傑作
『ドランクモンキー 酔拳』でジャッキー・チェンが演じた「黄飛鴻」。オジサンになった黄飛鴻を描いたのが、この『スカイホーク鷹拳』。日本劇場未公開ですが、テレビ放送されました(1989年4月27日:フジテレビ「木曜映画劇場」)。観た人いますか? 録画が残ってたら最高なんですけどね。観たことないんです(残念)。

キャスティング
黄飛鴻を演じるのは關徳興(クワン・ダッヒン)。「飛鴻」役ではジャッキーより關德輝の方がずっと先輩(『ツーフィンガー鷹』(1981年)でも飛鴻を演じ、ユン・ピョウと共演)。目力がインパクトの役者で、いちいちポーズを取るのが特徴(思わず笑ってしまう)。サモ・ハン・キンポーは飛鴻の弟子の役。カーター・ワンは飛鴻に助けられる役どころ。コミカルな演技でおなじみのリー・クンはエラい目に遭わされるキャラ。ノラ・ミャオは何の役なんでしょうね? とびっきりの笑顔を見せてくれます。悪役はテコンドーの黄仁植(ウォン・インシック)。

ストーリー
広東からタイへやって来た高名な黄飛鴻。弟子と共に旧友チュウを訪ねる予定。しかし、チュウは悪党クーによって追い込まれている状況。悲劇が起こり、飛鴻は荒野で悪党どもと決着戦。

注目点
観たことない映画であるため何とも言えませんが、予告編の感じだと「黄飛鴻の戦い」に注目、といったところでしょうか? 棒術を見せるシーンが迫力。しかし、何度もバク転するシーンはちょっとヤリ過ぎ(誰が代役のスタントしたのだろう?)。キュートなノラ・ミャオ、いかにも強そうなウォン・インシック、当時はまだまだスターとは言えないサモ・ハン。『少林寺への道』でおなじみカーター・ワンはいつも熱い演技。ラム・チェンインも出てます。ソフト化されていない映画。日本版DVDがリリースされてほしい作品です。 

YouTube)予告編

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