「なつかしの香港映画ブログ」トレジャーハンターがサハラ砂漠でナチスの金塊を探すアドベンチャー映画。「アジアの鷹」、原住民、三人の女。ストーリー、注目のシーンを紹介。
1.ストーリー
トレジャーハンター「アジアの鷹」がサハラ砂漠に隠されたナチスの金塊を追う。
2.キャスト
ジャッキー・チェン(トレジャーハンター)
ドゥドゥ・チェン(歴史家)
エバ・コーボ(ナチス副官の孫娘)
池田昌子(旅する日本人)
3.注目のシーン
①主役
「アジアの鷹」ジャッキーが敵と戦う映画。『サンダーアーム 龍兄虎弟』の続編(前作とはほとんどストーリー上のつながりはありませんので、前作を見ていなくてもストーリーはわかります)。今回は国際機関からの依頼でジャッキーが「ナチスがサハラ砂漠に隠したとされる金塊」を追う内容。サハラへの旅には三人の女性が同行。敵の襲撃、秘密基地での戦いに注目。
②悪役
金塊を狙うアラブの二人組、謎の集団が敵。国際的スケールの映画。いろんな国の人間が登場しているにもかかわらず言葉が通じるのがスゴイ。「ラスボスの正体」にも注目。
③女優
ジャッキーの旅に同行する三人の女性。ドゥドゥ・チェン演じる歴史家「エイダ」。自己主張が強く、顔芸で勝負する女。エバ・コーボ演じる「エルサ」はナチス副官の孫娘。祖父が消えた謎を調べるため、ジャッキーの探険に同行させてもらえることに。池田昌子が演じる「桃子」はあちこち旅しているちょっと変わった日本人。アフリカの土産物を売って旅費を稼ぎ、サソリをペットとして飼っている。そんな彼女らが敵の襲撃に巻き込まれるシーンが「笑い」になっています。
④アクション
「冒険」には「危機」「敵の襲撃」がつきもの。ジャッキーがどこかの国の原住民から「お宝」を入手するシーン(「トレジャーハンター」とは実際には「泥棒」のこと)、ジャッキーが「謎の敵」から追われる迫力のカースタント、アフリカの旅館での戦い、砂漠の原住民との戦い、秘密基地での傭兵部隊との対決。「ジャッキー映画」らしい「アクションに笑いの演出が入った個性的なシーン」が楽しめます。
4.感想
今回のジャッキーの旅はアフリカ。いわゆる「香港映画」ではありませんので、キャストはアジア人以外の人が多い。アクションはジャッキーが担当。笑いの部分は三人の女性、アラブ人二人組、アフリカの旅館の男(オーナー? マネージャー?)、砂漠の原住民が担当。ジャッキーと彼らのコミカルなやりとりが楽しい。ジャッキーが原住民から宝石を盗むシーン、アフリカの旅館でのドタバタ、秘密基地での戦いでジャッキーが感電してビリビリしちゃったり、風圧で変顔になっちゃったりするギャグなシーンが特にオススメ。迫力&笑いの作品です。
「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube)
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