なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:DVD&Blu-ray紹介:「香港でも有名」倉田保昭

「なつかしの香港映画ブログ」。『Gメン75』でおなじみの倉田。香港時代の『激怒の鉄拳』『大追跡』『カンフー大作戦』、東映映画『武闘拳 猛虎激殺!』を紹介します。

倉田保昭の『激怒の鉄拳』 [DVD](1973)
監督 ‏ : ホウ・チェン(侯錚)
出演 ‏ : 倉田保昭, タン・パオユン(唐寶雲), アラン・タン(鄧光栄), ハン・インチェ(韓英傑), イー・ホン(易虹)
(ストーリー:「Amazon」公式サイトより)
日本軍のために中国で鉱山採掘をする日本人と、母国の資源を守ろうとする中国人たちとの戦い。そして、日本人と中国人の間に生まれた兄妹の悲劇。
(コメント)
ドラゴン危機一発』のハン・インチェが日本人役。倉田さんはその手下。共に悪役。格闘シーンと悲しい恋愛を描いた作品、とのこと。「悪の日本人」モノ映画。タイトルも『ドラゴン怒りの鉄拳』っぽい感じ。カンフー、セリフなどの演技、に注目です。

倉田保昭の『大追跡』 [DVD](1974)
監督 ‏ : チャン・メイシュン(張美君)
出演 ‏ : 倉田保昭, タン・パオユン(唐寶雲), ハン・インチェ(韓英傑), コー・チャン(高強), グー・シァンティン(葛香亭)
(ストーリー:「Amazon」公式サイトより)
昔の裏切り者に復讐するため脱獄する三人の服役囚。シャバで悪逆非道の限りを尽くす彼らに追っ手が迫る・・・。
(コメント)
倉田さんが引くほど憎たらしくて強い悪役を演じるカンフー作。美人女優タン・パオユンと格闘するシーンが見せ場、とのこと。かなり非道なことをする悪者の役。最後はやられるんでしょうね。ハン・インチェが登場(どんな役割を演じているのか、ちょいと気になるところ)。タン・パオユンに注目の映画です。

倉田保昭の「カンフー大作戦」 [DVD](1978)
監督 ‏ : キャノン・マン(門見隆)
出演 ‏ : 倉田保昭, 山下タダシ, トニー・プーン, 団忠昭, 鹿村泰祥
(ストーリー:「Amazon」公式サイトより)
中米ドミニカ共和国の首都サントドミンゴ。ひょんなことから警察に逮捕された3人の若者が、保釈の交換条件として託されたのは、とある男に“懲罰”を加えることだった・・・。
(コメント)
キレ味鋭いアクションを見せる倉田、山下、トニー、それに対抗する筋骨隆々のファイターたち、「倉田VS鹿村」のガチンコ・ファイト、が見せ場、とのこと。DVDの説明の欄には「これを見ずして、カンフー映画は語れない!! 」とある(サモ・ハン『妖術秘伝・鬼打鬼』の宣伝にも「コレを見ないとキョンシーは語れない」というのがあった)。見たことない映画。私がいろんなカンフー映画についてブログに書いてきたのは「時期尚早」だった、ということか? 倉田さんの空手が炸裂する映画。他にも中国武術、キックボクシング、五獣拳、合気道の使い手が登場するらしい。珍妙な演出もある、ストーリー的には微妙な内容。気になる作品です。

④武闘拳 猛虎激殺! 【DVD】(1976)
監督 ‏ : 山口和彦
出演 ‏ : 倉田保昭, 矢吹二郎, 石橋雅史, 小池良一, 大塚剛
(ストーリー:「Amazon」公式サイトより)
灼熱の国メキシコで闘技の修行を積んだ主人公・竜崎鉄次(倉田)が日本に帰って来た。父と兄の仇を求めて自ら火中にとび込む鉄次の眼前に、おどり出るベンガルの人喰い虎と武斗集団。猛虎シーザーの牙。鉄次の必殺地獄突き。勝つのは?
(コメント)
倉田さんの「東映初主演映画」とのこと。主人公が難攻不落の宿敵に立ち向かう内容。格闘シーンは空手を使ったスリリングなもの。フラメンコのシーンなど、「B級感」が漂うシーンもあるとか。虎と戦う倉田保昭。熊と戦ったウィリー・ウィリアムスのような感じかな?

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(ついでに)
倉田さんと言えば『Gメン75』。悪者にドカンドカン空手を食らわしていた(警官って容疑者に空手を使ってもいいのだろうか?)。「香港編」で活躍していた倉田さん。演じる「草野刑事」は複雑な人生。香港で「自身の出生」について知る草野。草野には悲惨な目にあった兄がいたが、彼は実の兄だったのだろうか? なかなか謎の多いキャラだった。 
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倉田保昭 ドラゴンセレクション(『激怒の鉄拳』『大追跡』『カンフー大作戦』3巻組) [DVD]

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