「なつかしの香港映画ブログ」。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』では女幽霊の役。『シティーハンター』ではコミカルな演技。出演作とその名シーンを紹介します。
ジョイ・ウォン:出演作多数のスター。シリアスなキャラを演じることもありますが、この人はやっぱり「いい女」役が似合う。萬田久子に似ており、日本人にも親しみを感じるイメージの持ち主。
1.『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(A Chinese Ghost Story:1987年)
女幽霊「シウシン」の役。遺骨を千年樹の妖怪ロウロウに支配されているため、ムチ打たれたり、利用されたりする悲しい役どころ。旅の集金人ツォイサン(レスリー・チャン)を愛したことで運命が変わる。ストーリーは悲しいが、コミカルなシーンも多い映画。
2.『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』(A Chinese Ghost StoryII The Story continues…:1990年)
「チンフォン」役。妹ユッチー(ミッシェル・リー)と共に、無実の罪で捕らえられた父を救出しようとする役どころ。誤解からツォイサン(レスリー・チャン)と行動を共に。パート2では幽霊ではなく、人間の役。化け物の毒に冒されるシーンでスゴイ顔を見せる。ラストシーンにも大いに注目。
3.『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3』(A Chinese Ghost Story III:1991年)
女幽霊「シュチェ」の役。千年樹の妖怪ロウロウに利用される悲しい女。旅の老僧の弟子フォン(トニー・レオン)を愛してしまい、最後は黒山妖怪と戦う。一作目と同じような役どころ。フォンを誘惑するシーンがキュート。
4.『シティーハンター』(City Hunter:1993年)
冴羽獠(ジャッキー・チェン)の助手「槇村香」の役。豪華客船でテロリストと対決。コミカルな表情で笑いを取る、ユーモラスな役。
5.その他
サモ・ハンと共演した『デブゴンの霊幻刑事』(1986年)、『サモ&ケニー 人質に気をつけろ!』(1987年)、ユン・ピョウ『画中仙/ジョイ・ウォンのゴースト・ラブ・ストーリー』(1988年)、チョウ・ユンファ『大丈夫日記』(1988年)など。悲しい役よりもコミカルな演技を見せる明るいキャラの方がステキな女優さんです。
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「Fortune Star Media」が提供する予告編(YouTube)
『大丈夫日記』モテ男が二人の妻に愛されて困ってしまう傑作。
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