なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3』(1991年)「主な出演者」と「注目ポイント」

「なつかしの香港映画ブログ」あれから100年後、あの妖怪が復活し、妖術使いたちと対決。ジョイ・ウォンが再び悲しい女幽霊を演じる完結編。巨大妖怪との決着戦、ユーモラスなキャラに注目の映画です。

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1.フォントニー・レオン
僧侶。師匠と一緒に荒れた世界を旅する。
(香港スター。出演作多数。ジャッキー・チェン『ゴージャス』では妙なキャラを演じた。『ロボフォース 鉄甲無敵マリア』『インファナル・アフェア』『レッドクリフ』ほか)
2.インジャッキー・チュン
妖術使い。カネしか信じない男。困っているフォンをビジネスとして助けようとする。
(「ジャッキー・チェン」みたいな名前。歌手としても有名。恋愛映画、刑事物映画に出演。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』でも似たようなキャラで出演)
3.老僧(劉洵:Lau Shun)
妖術使い。フォンの師匠。妖怪にさらわれてしまう。
(『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』では怪しい僧侶「フードウジーホン大師」を演じた)
4.シュチェ(ジョイ・ウォン)
女幽霊。フォンを誘惑。
(このシリーズが代表作。女幽霊を演じさせたらこの人の右に出る者はいない? 『シティーハンター』でジャッキー・チェン、『デブゴンの霊幻刑事』『サモ&ケニー 人質に気をつけろ!』でサモ・ハン、『大丈夫日記』でチョウ・ユンファと共演)
5.シュデップ(ニナ・リー)
女幽霊。シュチェをライバル視。ことあるごとにシュチェと張り合い、陥れようとする。
(色気のある女優さん。ジェット・リーの妻でもある。『ツイン・ドラゴン』でジャッキー・チェンと共演)
6.ロウロウ(ラウ・シウミン)
千年樹の妖怪。復活し、かつてのように女幽霊を使って人間を誘い出し、えじきにする。シュチェ、シュデップはこの妖怪に利用されている悲しい存在。
(このキャラが一番インパクトがある? 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』では無実の罪で連行される「チュン大臣」役だった)

コメント
一作目でパワーを奪われたロウロウが100年ぶりにカムバックする映画。黒山妖怪もカムバック。老僧&インが術を使って化け物に対抗するシーンが最大の見せ場。トニー・レオンは「腰が抜けた男フォン」をコミカルに演じる。ジョイ・ウォンは一作目の「シウシン」とはちょっと雰囲気が違う幽霊役。ニナ・リーは「いい女だけどイヤな奴」を演じる。フォンとインの漫才っぽいやりとりが楽しくてオススメ。二作目のレスリー・チャンジャッキー・チュンの面白い掛け合いを思い出させてくれます。上記以外のキャラでは、町の荒っぽい連中(斬り合いなど、残酷なシーンも)、ロウロウの手下たち、ほか。妖術、妖怪、女幽霊、コミカルなやりとりが見せ場の傑作です。

注目ポイント
「フォン」というキャラ(ドジで腰抜けだけど純情)、復活したロウロウ(非常にインパクトのある顔。かつてと全く同じ手口で盗賊たちをえじきに)、シュチェがフォンを誘惑するシーン(コミカル)、ニナ・リーの色気、老僧の妖術(スゴイ技もあれば、思わず笑ってしまうようなのも)、「イン」というキャラ(カネにセコいけど腕は確か)、最終決戦。

YouTube)trailer

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