ブルース・リーの死後に完成した『死亡遊戯』(1978年)。そのチラシ四種類。モハメッド・アリも出演予定だった、というホントかどうかわからないエピソードも載っている楽しい内容です。「なつかしの香港映画ブログ」
『死亡遊戯』(Game of Death)1978年
「極限に挑む男の闘いがはじまった」
Cast:ブルース・リー、ギグ・ヤング、ディーン・ジャガー、コリーン・キャンプ
(コメント)
作品は既に紹介済み。人気アクションスター(ブルース・リー)に国際シンジケートの魔の手が伸びる、というリーが構想したアイデアとは異なる(?)ストーリー。「ブルース・リーが帰って来た」という宣伝文句だけあって見所がいっぱいの映画。ただし、リー本人の出演シーンは短い。そのため「ブルース・リー映画」として認めないファンも。
『死亡遊戯』1
(コメント)
『燃えよドラゴン』撮影のために中断され、そして未完成に終わった『死亡遊戯』。リーの死後、それを完成させるプロジェクトが。出演候補には次の大物がリストアップされたという(当時)。スティーブ・マックイーン、ジェームス・コバーン、モハメッド・アリ、サッカーのペレ(ホントかな?)。実際にはNBAスターのカリーム・アブドゥル・ジャバールが出演(チラシには「黒い死神」とある)。監督ロバート・クローズによると「自分の作品としてもリーの作品としてもベスト(最高の作品を作った、の意)」とのこと。
『死亡遊戯』2
(コメント)
リーが凄いスターであったこと、彼の簡単なプロフィール、『死亡遊戯』出演者&監督の紹介が載っているチラシ。チラシには、全世界公開に先駆けて「香港シティ・ホール劇場」でワールド・プレス・プレビューが開催された、とある。その時に鑑賞した人たちはこの映画にどんな感想を持ったのだろう?
『死亡遊戯』3
(コメント)
ファンを熱狂させたブルース・リー。しかし、さすがに亡くなって数年が経つとその熱狂も過去のものに。とは、ならなかった。水曜ロードショーで『ドラゴンへの道』がTV放送され、再びリーが話題の人に。そんな状況で製作されることになった『死亡遊戯』。ファンの期待は高まるばかり。完成した作品を観た当時のファンはどんな気持ちになったのだろう?
『死亡遊戯』4
(コメント)
(よく知りませんが)関西で1978年に発行された「ジャケット型2つ折」のチラシ。デザインがなかなかカッコいい。「千日前セントラル」は過去にあった映画館。惜しまれつつ閉館になった(寂しい)。
(YouTube)予告編
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