なつかしの香港映画ブログ

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なつかし香港映画:『キャノンボール』(1981年)「主な出演者」と「注目ポイント」

「なつかしの香港映画ブログ」人気スターたちがカーレースで優勝と賞金を目指すコメディ映画。ジャッキー・チェンバート・レイノルズといった豪華キャスト&スーパーカー&珍シーンの内容です。

1.日本人チームジャッキー・チェン&マイケル・ホイ)
コンピューター搭載のハイテク車で「キャノンボール・レース」に参加。ルールがイマイチわかっておらず、しかも道を間違えるドジっぷり。カンフーを見せるシーンで活躍。
(ジャッキー:カンフー、ポリスアクションが得意。『クレージーモンキー 笑拳』『シティーハンター』ではコミカルな女装を披露。マイケル:『Mr.Boo!』シリーズで有名。ジャッキーとは『プロジェクトBB』(2006年)でも共演)
2.JJバート・レイノルズ)とビクター(ドム・デルイーズ)
この映画の主役。女好きのJJ。大ボケなビクター。漫才みたいなやりとりで笑いを取るコンビ。怒りに燃えてビクターが変身するシーンも見せ場。
(レイノルズ:「アメリカの男」を演じる人。『トランザム7000』『シャーキーズ・マシーン』『シティヒート』ほか。デルイーズ:出演作多数のコメディアン。『羊たちの沈没』ほか)
3.ニセ牧師ディーン・マーティンとサミー・デイヴィスJr)
JJをライバル視。妨害工作してまでレースに勝とうとするズルい人たち。
(マーティン:ジェリー・ルイスと組んだ「底抜けコンビ」が有名。フランク・シナトラとも組んだ。『底抜け西部へ行く』『サイレンサー/殺人部隊』ほか。サミー:歌手。宝石好き)
4.スパイ気取りの男ロジャー・ムーア
「007」っぽい人。女性を乗せてジェームズ・ボンドっぽく運転(結局、この男は何者だったのだろう?)。
(『007』シリーズで「ジェームズ・ボンド」を演じた。『北海ハイジャック』『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』、ジャン=クロード・ヴァン・ダム『クエスト』ほか)
5.美女ファラ・フォーセット
なぜかJJの車に乗ることになってしまった地味な女。メガネを外すと、まぶしい美人に変身。
(ジャッキーも憧れた、というほどの美人。しかしプライベートでは苦労が多かったらしい。『シャレード'79』『サンバーン』ほか)

コメント
肩の力を抜いて観る映画。大スターたちが笑いを取りに行く内容。共演していること自体が素晴らしい豪華なメンバー。そのためスベっていたとしても決して「つまらん」などと言ってはいけない映画。大勢のスターが出ていますので一人一人の見せ場はちょっとずつだったりします。ジャッキーは日本人役で登場。ドジったりカンフーアクションを見せる。マイケル・ホイはあまり活躍してなかった印象(残念)。「JJとビクター」「ニセ牧師」チームは漫才コンビのような楽しさ。「スパイ気取りの男」は何者なんだろう? 美女を乗せてレースに参加しますが、映るたびに違う女性が乗っています。「美女」はまぶしい美人。日本人がイメージする「アメリカ美女」という感じの人。他にも、ヘンなアラブの王子、不気味な医者、キャノンボールを阻止しようとするオッチャン、キャノンボーラーとケンカする男(ピーター・フォンダ)、など。日本では有名ではない人も大勢登場。楽しいところを自由に楽しむ映画。「日本語吹き替え」で観るのがオススメ。

ちょっとした情報
20世紀フォックスと香港ゴールデン・ハーベストの合作。日本では「ジャッキー人気」もあってヒット。香港ではジャッキーとマイケル・ホイが「日本人役」だったためか、ウケず。日本ではTV吹替版も人気。フジテレビでの初回放送は1984年4月7日『ゴールデン洋画劇場』、テレビ朝日での初回放送は1987年8月16日『日曜洋画劇場』。吹替声優が異なり、エクストリーム・エディションBDには吹替音声が両方収録されているらしい。主題歌:「キャノンボールのテーマ/Cannonball」(レイ・スティーブンス:Ray Stevens)も人気です。

注目ポイント
豪華キャスト、スーパーカー、笑いの演出、ビクターがヘンなキャラに変身、レースを止めさせようとする男が被害に遭うシーン、警察の追跡をかわす珍技、バイカーたちとの乱闘(ジャッキーの見せ場)、ゴール(ズッコケながらゴールを目指す参加者たち。優勝するのは?)。

YouTube)予告編

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