なつかし香港映画：『七福星』①（1985年）「主な出演者」と「注目ポイント」

「なつかしの香港映画ブログ」香港警察と五人組が麻薬組織の殺し屋と戦うアクション・コメディ映画。サモ・ハン、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウの「香港ビッグ・スリー」が迫力あるアクションとユーモラスなギャグを見せてくれる傑作。『大福星』の続編です。

f:id:wcwgold:20200323091815j:plain — 『七福星』

１．キッド（サモ・ハン・キンポー）
孤児院出身者で構成される愉快な（マヌケな？）五人組のメンバー。太っているがカンフーが得意。フラワー刑事と付き合っていると誤解している悲しい男。孤児院仲間の「ひげ」「クレージー」「二枚目」「チビ」（新メンバーの「ロメオ」とかいう男は何者なのか不明）と共にパタヤ旅行へ。
（「香港ビッグスリー」のリーダー。『燃えよデブゴン』シリーズ、『五福星』シリーズといった「楽しいアクション作」で人気者に。日本では「水島裕による吹替バージョン」が人気）

２．マッスル（ジャッキー・チェン）
香港警察特捜部の刑事。「犯罪者を保護するのは税金のムダさ」などとグチをこぼした後、犯罪組織の裏切り者リュウ（ジェームズ・ティエン）をガードする任務に失敗。リュウを襲ったヒットマン三人組を追う。
（「香港ビッグスリー」。サッパリ売れない役者だったが整形してブレイク。コミカルな内面を発揮して作品が次々にヒット。『少林寺木人拳』『ヤング・マスター/師弟出馬』『サイクロンZ』ほか）

３．リッキー（ユン・ピョウ）
香港警察特捜部の刑事。マッスルらと共に犯罪組織を追う。最後はヒゲの殺し屋と対決。
（「香港ビッグスリー」の一人。スレンダーな体型でキックを使う男。『モンキー・フィスト猿拳』『プロジェクトA』『スパルタンX』ほか）

４．ラッキー（アンディ・ラウ）
香港警察特捜部の刑事。マッスル、リッキーと組んでペプシの倉庫で犯罪グループと対決。
（『炎の大捜査線』『酔拳2』でもジャッキーと共演。出演作多数の大物）

５．日本人ヒットマン（倉田保昭）
麻薬組織に雇われている三人組の一人。冷静沈着。女子トイレからターゲットの狙撃を試みる。最後はマッスル、キッドと対決。
（『Gメン'75』で有名。「香港スター」でもあり、日本未公開作に多数出演。ブルース・リーと撮った写真はあまりにも有名。共演が無かったのが残念）

６．ヒゲのヒットマン（チュン・ファット）
麻薬組織に雇われている三人組の一人。銃とカンフーを使う。郵便配達人になりすましてターゲットを狙い、最後はリッキーと一騎打ち。
（サモ・ハン映画の常連。悪役が多い印象があるが、男気があるキャラを演じることもあり、笑顔が意外にステキな人。『新・ポリス・ストーリー POM POM』では刑事役、『霊幻道士完結篇最後の霊戦』では道士の役。『五福星』シリーズ、『ファースト・ミッション』ほか）

７．西洋人ヒットマン（リチャード・ノートン）
麻薬組織に雇われている三人組の一人。「カネになる殺し」しかやらない男。マッスルを痛めつけ、最後はキッドと対決。
（アクション俳優。『シティーハンター』『ナイスガイ』でもジャッキーと共演。どちらも「悪のボス」役）

８．フラワー（シベール・フー）
香港警察特捜部の刑事。マッスルらをサポート。麻薬組織を追うため、五人組のキッドに捜査への協力を求める。
（アクションスター。『大福星』でも同じ役で登場。『群狼大戦』での危険なスタントで有名。『レディ・スクワッド/淑女は拳銃がお好き』ほか）

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『七福星』②（1985年）「主な出演者」と「注目ポイント」

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